脊柱と腹の運動を同時に行なう。上体をまっすぐにし、体重を尾骨の上にかけて、からだを左右に振る。脊柱が左右に傾いたとき、下腹部の中心に力を入れて腹を押しだす。これは呼吸とは関係なく行なう。速さは左右一往復を1回と数えて1分間50回くらい、約10分間、総数500回を標準とする。しかし最初は200回でも300回でもできるだけ行ない、漸次500回に及ぶように努力する。脊柱運動のみでは交感神経が刺激されて体液が酸性に傾き、腹部運動のみでは迷走神経が刺激されてアルカリ性に傾くので、両者同時に行なえば体液は中性になる。このとき自己暗示が効きやすい状態になるので、運動中はなるべく「良くなる、能くなる、善くなる」と声をだして自分に言い聞かせるように行なうとよい。

背腹運動